
二拠点生活を始めてから、週末は山梨で過ごすことが多くなってきました。建築家の開催するオープンハウスというとやはり都内の住宅が多く、訪れる機会が減っていました。そんなところ、知人の古川都市建築の古川達也氏が吉祥寺でオープンハウスを開くというので行ってきました。
都内とはいえ、農園に面した豊かな景観が広がる敷地。若いご夫婦が住む予定の家。割り切りの良い材料使いと、無駄のない空間構成はさすが古川さん。工務店とは何軒も家づくりをしているようで、阿吽の呼吸で決まっているディテールや材料なども満載でした。
吹抜けに面する階段を、あえて壁の裏に隠し、猫が出入りするための小さな穴だけを壁の各所に開けて、猫がひょっこり顔をだすような仕掛けがされています。かわいいですね。床のフローリングのランダムな色使い・ムラが、階段壁の木板貼りにも連続していて、一体感をつくっています。またこのムラ感が、猫が乗るためのキャットウォークの存在を消していて、実際に猫が住み始めると、部屋の中が素敵な風景になりそう。吹抜けの照明には古い竹製の魚籠で作った照明がアクセントを加えています。
オープンハウスに行くと、自分が知らない素材や使ってみたかった機器などを知ることができて勉強になります。当日は古川さん自身にじっくりご案内、解説をいただきました。感謝いたします。