古川建築士の吉祥寺のオープンハウスへ

 

吹抜け

二拠点生活を始めてから、週末は山梨で過ごすことが多くなってきました。建築家の開催するオープンハウスというとやはり都内の住宅が多く、訪れる機会が減っていました。そんなところ、知人の古川都市建築の古川達也氏が吉祥寺でオープンハウスを開くというので行ってきました。

 

都内とはいえ、農園に面した豊かな景観が広がる敷地。若いご夫婦が住む予定の家。割り切りの良い材料使いと、無駄のない空間構成はさすが古川さん。工務店とは何軒も家づくりをしているようで、阿吽の呼吸で決まっているディテールや材料なども満載でした。

吹抜けに面する階段を、あえて壁の裏に隠し、猫が出入りするための小さな穴だけを壁の各所に開けて、猫がひょっこり顔をだすような仕掛けがされています。かわいいですね。床のフローリングのランダムな色使い・ムラが、階段壁の木板貼りにも連続していて、一体感をつくっています。またこのムラ感が、猫が乗るためのキャットウォークの存在を消していて、実際に猫が住み始めると、部屋の中が素敵な風景になりそう。吹抜けの照明には古い竹製の魚籠で作った照明がアクセントを加えています。

 

オープンハウスに行くと、自分が知らない素材や使ってみたかった機器などを知ることができて勉強になります。当日は古川さん自身にじっくりご案内、解説をいただきました。感謝いたします。

『ツラナルノイエ』オープンハウス開催@埼玉県朝霞市

「ツラナルノイエ」オープンハウスのお知らせ。

お施主様のご厚意によりオープンハウスを開催させて頂くことになりました。ぜひこの機会にコネクト設計監理の住宅を体感してみてください。

私道の奥に時を重ね、家族のアクティビティが刻まれていく空間が伸びやかに完成しました。家の中心にある「ヒカリの庭」を囲むように玄関と階段、各室を配置して、明るく気持ちのよい空間が個々の部屋や三世代の家族をつなぎます。

大きく張り出した広い庭テラスのある2階LDK。
坪庭に面し柔らかな間接光につつまれたタイル内装在来浴室、中庭に面したプライベートな主寝室。
色彩と素材の多様な使い分けなど。

ご来場前にメール、SNS、電話等により必ず事前予約をお願いします。詳しい場所、地図等はご予約いただいた方にお送りいたします。

日 時 3 月2 日(土)10:00 ~ 17:00
3 月3 日(日)10:00 ~ 16:00
場 所 埼玉県朝霞市

構造・階数 木造2階(長期優良住宅・耐震等級3)
設計・監理 コネクト 一級建築士事務所
構造設計監理 安藤耕作構造計画事務所
施   工 株式会社田中工務店

事前予約先mail info@connect-arch.net

コネクト滝川、標

埼玉県朝霞市/長期優良住宅/中庭

Tokyo apartment オープンハウス


週末に板橋区で開かれていた、賃貸集合住宅のオープンハウスに行きました。藤本壮介という建築家が8年前に手がけた建築。すでに住んでいる人がいること、築数年たっていることが、普通ではないオープンハウスですが、それよりも驚いたのが、結構な雨の日だったにもかかわらず、見学者の列ができるほどの盛況ぶり。メディアで様々に紹介されていた建物なので、建築関係者がワンサカ来ているだけではあるものの、こんなに人の集まるオープンハウスできるだけても凄い。
典型的な家型を三層に計6個?9個?をずらしながら重ねてあるので、こどもの積み木みたいな外観の面白さがあります。住戸によっては二つのボリュームがつながっていたり、屋外の?!階段で二部屋がつながっていたりするようです。
見学できたのが地下のある一階の部屋と、スキップしてつながる三階の二室だけだったので、アクロバティックなところは外部階段しか体験できませんでした。
家型の重ね方は無秩序で自由。三階の家は二階の屋根に取り付いた階段で上がる、といった具合。
敷地はいたって普通の大きさで、周りは戸建ての住宅がある都会の住宅地。よくここまで自由にやった、と思う。やらせてくれた施主、説得した建築家、実現させた工務店、みんなをほめてあげたくなる。
元気をいただきました。
さて、私もがんばろ~。


築地の集合住宅オープンハウス タスエス


築地の集合住宅のオープンハウスに行きました。中央線ケンチク会のメンバーでもあるタスエスさんがその先輩にあたるビーフンデザインさんと協働したものです。
一階店舗、2階から8階までが賃貸、9、10階がオーナー住戸。ワンフロア1住戸という贅沢な構成。
コンクリートの打ち放しにグレーの撥水剤が塗られて、オトナカッコいい雰囲気を作っていました。賃貸住戸は各階の間取りが変えられていて、SOHOやカフェに用途を変えた場合に使いやすい住戸もあったりして、借りてみたい!と素直に思える空間でした。
各住戸前のエレベーターホールと自転車置き場が贅沢なウッドデッキで仕上げてあるのもグッド。なんと玄関ドアはガラスの框ドア。中が見えてしまいます。担当の松下さんいわく、垂直方向の町歩きをイメージしてデザインしていて、玄関から入ってすぐのひとスペースを積極的に開放してほしいのだとか。意図のある設計に納得!な見学なのでした。

南巨摩郡の家 オープンハウス


今日は専門学校の先輩講師でもあるSmart Runningさんのオープンハウスへ。
引き戸の使い方がうまかった。廊下のような動線だけの空間は
まったく作らず、引き戸を開け閉めすることで空間を水平方向にも
垂直方向にもつなげる仕掛けがされている。
その中でも階段の踊り場側の引き戸が最も効果的。
閉めると小さな客間なのだが、開けると洗面、階段、客間までがひとつながりになる、
コンパクトなのに広々した場が用意されていた。
子供が踊り場の下を楽しそうに行き来していました。
知り合いだからこそ聞ける細かな部分までいろいろ教えていただきました。
小泉さん、千葉さんありがとうございました。

ニコ設計室オープンハウスへ


土曜日はパートナー標由理の先輩であるニコ設計室のオープンハウスに行ってきました。
狭小住宅の物件を多数手がけていらっしゃる設計事務所とのことで
それは勉強になることがあるはず! と一番乗りで向かいました。
場所は荒川区三ノ輪。RC造4階建の作業場付の重層長屋です。
建築家の建てるRC造は打ち放しのストイックなデザインになりがちですが
ニコさんは素材の使い方が豊富。
仕上や色を空間で切り返して変化させるように
構造躯体も同じように扱っているところが我々にとって一番の勉強どころでした。
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たとえば、トイレだけ紫の壁紙が使ったり、
3階の床だけをミモザのヘリンボーンとしたり、というのが内装だとすると
躯体のRCは外観では塗装してしまっていても、
4階の勾配屋根の見える部屋では打ち放しがドーンと見えている。
といった具合です。
またコンクリートの壁にしても床にしても構造的に必要なところ以外は
乾式で作ることで、いたるところに飾り棚を設けられるようになっています。
本や小さな花を飾れる場所が多いと生活が豊かになりますよね。
これを狭小住宅でやるにはとてもいい方法だと思いました。
ところで重層長屋って何でしょう?
案内をしていただいた榊さんに、私もまず最初に質問してしまいました。
長屋というのは、法律では1階に独立した玄関のある住宅が
壁を介して隣り合っているもの、で
上下に重なっているものを重層長屋と呼ぶ、そうです。
確かに1階に出入り口の多い建物でした。
自分たちとテイストの異なる建築家の物件は
いろんな意味で勉強になるなあ、というオープンハウスでした。
ニコ設計室さん、ありがとうございました。