立教大学で講義をしました




今日は立教大学で講義をしました。観光学科で講師をされている仲先生が、仙田事務所で同窓だった縁で、ゲストスピーカーの一人に呼ばれることになったからです。
建築が専門ではない学生たちに、建築の面白さ、クライアントとの対話でものづくりをしていること、環境に配慮した建物のあり方などをコネクトのプロジェクトを紹介しつつ、お話ししました。
最後は時間がなくなって、少々駆け足で話しましたが、内容は伝わったでしょうか。これから学生の感想を読ませてもらいます。
写真はなかなかカッコよかった日建設計の8号館のファサードと、レーモンド設計のチャペル。新座キャンパスです。

授業でワークショップ


昨年非常勤で担当させてもらった授業を今年も続けることになりました。
専門学校の授業として、東中野を調査しているのです。
学生が建物の設計だけではない視点を持ってもらうための授業でもあり、
中野区内の設計事務所として、地元に何かしら貢献できること
ではないかと思っています。
1回目は1年生の時に調べたことを振り返りつつ
「どんなまちにしたい?」というとっても大きな課題を
ワークショップという手法を使って、短時間で討論しました。
実は私はワークショップが初めてでした。
パートナーの標が前事務所時代で何度も経験しているので慣れたもの。
少なからず生徒間での双方向の討論が生まれたことが成果だと思います。
今年は秋の学園祭で、生徒たちが調査した「東中野」について
提案を含めた発表ができるようにする予定です。

東中野について調べています


先週、非常勤講師の1クールが終わりました。
まちづくりや都市計画についての講義をし、
学校のある東中野について、歩きながら調べていくための基礎資料を
図書館や役所に出向いて調べ、グループでプレゼンをしてもらいました。
ローカルな話ですが、JRで言うと中野と新宿の間、中野区としてははずれに位置する
東中野という町を調べたところで、まちづくりの要素として取り上げる題材は
少ないだろう、と思っていました。
それは少なからずありそうだ、ということが何となくわかってきました。
どんな土地でも場のポテンシャルが個々違うように、
「まち」にも個性の素になるような要素がある、
そんなことを感じられた最初のクールでした。
1年かけて成果を導きだそうというこの授業。
ゆっくりではありますが、着実に進んでいる印象を持っています。
授業はしばらく夏休み。
残暑の頃には調べた資料を持って、まちをくまなくを歩く予定です。

非常勤講師になりました

5月の末から東中野の東京テクニカルカレッジという専門学校で
コネクトの二人が設計実習の授業を担当することになりました。
中野で開校して30年、地元に貢献したいという学校の意向から、
中野に事務所のある我々に、縁あって声がかかり、
地元に対して学生の視点で提案できることを探ってもらいたいということでした。
設計実習であり、都市計画であり、まちづくりでもある授業です。
実際に学生と一緒にまちを歩いて、サーベイするところから始まります。
始まりから数回は講義中心。ここは都市デザイン事務所出身のパートナー、
に頼るところ大です。

写真は初回の授業で、近隣の良質な都市デザインの実践例として行った代官山ヒルサイドテラスです。
久しぶりに訪れましたが、歩くことが楽しい!
既存樹の活かし方、1階ファサードの抑揚のあるリズム、
裏表なくデザインされた建物、さすが槇事務所です。
様々な要因から生まれた代官山をまねできるわけではありませんが、
学生にまちをデザインするキーワードを知ってもらいたくて、行ってみました。
少しは感じてくれたかな?