昨年竣工した、川越スイミングスクールの一年検査を実施しました。
運用してみないとわからない、空気の流れ、建具の動き、目地のひび、など細かな部分を設計側から設備設計を含めて3名、施工側から10名程度、施主側も含めると15名以上で建物全体を確認しました。
特に換気に関係する空気の流れは、建物最大の空間に設置してあるエアハンドリングユニットの換気に引っ張られて、想定外の動きをしていました。設計当初から、施主から「運用してみないとわからないよ」と言われていた通りの現象です。
検査では、考えられる原因を発見できたので、施工会社には早期に改善を依頼しました。
補修工事もよろしくお願いします!
カテゴリー: 川越スイミングスクール
消防検査
一枚一枚
ご苦労さまです。
並んでおります
仕上げ前
寒いですね~。どこにいくにも襟巻きと手袋が手離せません。
さて、年をあけてからはどの現場も仕上げ工事に向けて作業が進んでおります。
写真は人目には触れない下地工事の一枚。
意外とこういった素地が好きです。いい色ですよね。
プラスターボードというものです。
この下地工事の間に、図面通りに行っていないところを見つけないと、後から直すのは大変。
指摘するなら今でしょ!
ってことで、定例会議が終わった、誰も職人のいない、現場でチェックしています。
それにしてもコンクリートの建物は寒い。
みなさま風邪などひかぬように。
折板を現場製作
折板を現場製作。
住宅規模の現場では見かけることのない風景に、静かにココロわくわくしてました。
屋根材として板金というものがあります。
たてハゼ、横、一文字、折板、などとさまざまな断面形状を持った製品です。
川越の現場では30m越えの折板屋根。
てっきり、トラックで積める最大長さのものを途中で継ぐものだと思っていました。
「いやいや、現場でロールから曲げますよ。一本ものでしょう、雨仕舞いもいいし。」
そのひと言を聞いた段階から、密かに絶対に見たい!と思っていた、曲げ加工機械。
隣りの既存建物に覆い被さるかのような足場が組まれ、長い加工機械が来た!
いやー、よくわからないですが、かっこいい機械。
羽根みたいな、シルバーの部材がいっぱいついてます。しかも長い!
コレを現場に持ち込む方が、コストバランスいいのか?
雨仕舞いを優先した、現場の心意気か?と悩んでしまうほどの長さ。
しかし昨日はここからとんでもないことが。
10時ごろ機械のセッティングが終わり、あとはロールの鉄板を待つばかりで、ひと休み。
職人さんたちも10時は休憩だし、仕方ない。
我々も会議が始まるので、後でこようと一時退散したのがいけなかった。
午前中の分科会から午後の定例会議まで、昼ごはん15分!しかなく、
バタバタと午後いちから会議をして、14時過ぎだったか、屋根に登ってみると、
終わっていました〜。
そんなに早いのか?すごいね、日本の建設技術。って感心するばかり。
という訳で、実際に折っているトコロには立ち会えず。泣。
また大きな物件を手掛けたいというモチベーションが蓄積できた、ということにしておきます!
プール用照明器具
屋内プールは、湿度、温度、塩素が多いので、素材や機器の選定は慎重になります。
照明器具はLED化が進んでいますが、プール用のような特殊環境用の器具はそれほど選択肢が多いわけではなさそうです。
例えば今回の施主要望は、こどもの健康状態を顔色を見て判断したい、というもの。
水銀灯のような色だと、みんな白く見えちゃうので、アウト。太陽光に近い色合いを希望しています。
住宅、店舗用であれば、かなり選択肢がある光の色合いも、プール用で対応できそうなのがパナソニックでした。
光の色合いのことを、色温度、演色性といいますが、さまざまな色温度、演色性を体感していただき、落としどころを決めました。
写真は色温度の高い実機を、皆で確認しているところ。
この日は汐留のショールームに行ったのですが、実は前日もよろず相談会の会合で同じ場所にいました。お世話になります、パナソニックさん。
建て方日和に恵まれました
川越プロジェクトは本日より鉄骨の柱と梁を組む、建て方が始まりました。
粛々と準備が進み、10時頃には一本目の柱が座りました。柱の足元では作業員の安全祈願。米、塩、酒を神に捧げ、皆でお祈り。
柱が増えるにつれ、晴れ間も増えて、鳶さん達の出番です。やっぱり鳶さんはかっこいい。
今日は時間がなく、梁二本だけ見て現場を後にしました。
皆さんよろしくお願いします!
建て方準備完了
台風一過の夏の暑さの中、現場では鉄骨の建て方準備がほぼ終わり、金曜日から鉄骨の柱と梁が運ばれてくる予定です。
先立って、お盆前には長野で鉄骨検査もしてきました。
ものづくりの現場はどこも楽しい。
検査後には工場内を見学。
亜鉛めっき漬けの綺麗な鉄骨。
ロボット溶接機
などなど。
さあ建物がやっと姿を現し始める。
引き続き頑張ります!
仮杭検査
川越プロジェクト、仮杭検査。
昨今、話題にのぼりがちな杭工事。
長さが足りてない、なんてことは無いように確認。
施工会社もチェック体制づくりに余念なく対応してもらっています。
今回は三誠のECSパイル。鋼管の杭です。
いろいろとチェックする項目もありますが、杭工事の担当と話していたら、重機に触って振動を確かめる、という原始的な方法も教えてもらいました。
砂利などの固い地盤に杭の先端が到達すると、重機の震え方が変わる、というもの。
私もやってみました。
確かに。
感覚的にも間違いないと、感じておくのは大事だよね。