西荻ラバーズフェスの会場、桃井はらっぱ公園の近くに、一年ほど前に購入した自転車、ブロンプトンのお店があります。和田サイクル。知ってる人には有名な、小径車専門のお店。
ブロンプトンを買った時に、三か月くらいしたら見せに来てね、と言われていました。不具合もないので放ったらかしていましたが、ラバーズフェスのウェブサイトに和田サイクルが出ていたので、思い出しました。
ラバーズフェスに参加がてら、持って行こうと、自転車に乗る。フェス会場が一区切りついたところで、和田サイクルへ。
何をチェックするんだろ、と見ていたら、ネジ、ボルトの締め付けチェック。部品点数が多いけど、待っていればすぐに終わる、予定でした。しかし、
「これ、リコール対象車だ。」
?自転車にリコールって?
BBという部品の不良で、0.2パーセントの確率で回転が止まる不具合があるらしい。
正確には乗り続けても、ほぼ問題ないから、変えたい人は無償で交換します、という自主回収らしいけど、珍しいことには変わりない。
交換にはそれなりに時間がかかるらしく、フェスの最中に終わるかわからない、と言われて、トホホ。
結局は昼過ぎに持ち込んだ自転車は夕方には交換を終えていただいて、帰ることができましたが、わたしの後に来た他の5台は翌日以降のお渡しだとか。
「うちだけで1000台あるんだよ~」って、どれだけ売ってるんじゃい!すごいね。修理も大変だ、こりゃ。
自転車にもリコールがあったことを初めて知った、そして、良い自転車を買ったな、と納得した週末でした。
カテゴリー: vehicle / 自転車
brompton輪行
いつから自転車が好きになったんだろう。
いつから自転車が好きになったんだろう。
東麻布に住んでいる頃から、近場の移動は自転車が便利だと思い、
生活の脚として利用している。
山手線内くらいは自転車で移動していた。
路上駐輪がそれほど厳しくなかった。
最初は事務所の先輩が使わなくなって譲り受けた、
coggeyというシンプルなシティサイクルだった。
フレーム形状はロードと変わらないが、トップフレームが
φ15mmくらいの細身のパイプ2本をプレートで連結させてあって、
やけに華奢に見える自転車だった。
チェーンカバー、ドロ除け、スタンドなど、
これでもか!というくらい付属品が無くてかっこいい。
しばらくして、知人が自転車屋を始めた。
そこでロードを作ってみた。
これはハマった。
身体に合わせたサイズで作ったので、すこぶるよく走る。
山手線内だったのが、西は八王子、東は浦安まで普通に行くようになった。
到着後に自転車で来たのか、とよく驚かれた。
退職して、自分の事務所を初めた頃と重なって、
時間もたっぷりあって、乗る機会が増えた。
並行して、いつの間にか1Kの狭いアパートに自転車が4台並んでいた。
前記の二台に、怪我の治療中だからと貸してもらったマウンテン、
懸賞で当たった折りたたみ。
玄関からキッチンまで、自転車だらけ。でも好きなものは邪魔じゃない。
家族を持つようになってからは、さすがに4台はワガママ。
ロードに絞っていまも乗り続けている。
相方は同じところでロードを作った。
ママチャリ、子どものせ自転車は買わず、幼児用にチャイルドトレーラーを買った。
これはオススメ。ただ重いので、トレーラーを引くのは男親の役割。
coggeyはチャイルドトレーラーと場所を入れ替わるように、
ヤフオクで新しい乗り手に渡った。
こう考えると、大人になってから乗っている自転車で廃棄したものはまだない。
大事に使えば、10年は簡単に持つものだ。
一番距離を走っているロードでさえ、ときどき油を刺すくらい。
もちろんパンクは自分で修理し、タイヤ交換も自分でやる。
そろそろチェーンは替えたほうがいいのかもしれない。
街中のフェンスにつながったまま、パンクして乗れそうにない、
錆びてしまった自転車を見ると悲しくなる。
自転車は乗り続けることができる。
ましてや好きで選んだものであれば、錆びさせたりしてはいけない。
今持っている自転車はおじいちゃんになっても乗るつもりだ。
前置きが長くなりましたが、写真にある新しい自転車を買いました。
Bromptonの折り畳み自転車。
このブログのタイトルにもあるように、自称オレンジ色好きです。
coggeyはブルーで譲り受けてから、ペンキでオレンジ色に塗っていました。
刷毛で手塗りのペンキがコテコテで、郵便局の自転車のようだったな。
今回は最初からオレンジ。
2017年からオレンジ色が廃盤になったようで、
店舗にあった2016年バージョンの最後の一つ。
好きなものは話が長くなってしまいます。
どうしてBromptonになったのかはまた後日。
片面クリート
善福寺川公園
三連休の週末、自転車を乗れるようになった娘と一緒に、家族で善福寺川公園をサイクリング。
ここは交通公園という、自転車乗り始めの幼児たちが交通ルールを学べる場所があったり、釣り堀やグラウンドがあったりと、蛇行する川沿いがハッピーな雰囲気満載。
わたし的には、今の自転車を買う前に店主と一緒に試し乗りした、懐かしい場所。今では西東京にある、狸サイクル。三代?四代?前の店舗は善福寺川沿いにありました。
ブレーキの効きを試した坂道はここかな?なんて物思いにふけりながら、漕いでいるような、いないような、ゆったりサイクリングでした~。
道すがら、阿佐ヶ谷、高円寺でスイーツもペロリ。
自転車乗り方教室
川越自転車シェアリング
自転車の街、川越。
今月から始まった川越での仕事のために市内を移動してみると、
西武線の本川越駅とJR川越駅だけでも離れているのに、
市役所はさらにどちらの駅からも遠い。
移動するのに時間がかかるなあ~と思っていたら、あるじゃないですか、
自転車シェアリング。
自転車好きとしては試さずにはいられない。
さっそく本川越の駅前から打ち合わせ場所まで使ってみました。
スイカがあれば、借りるのも簡単。
驚いたのは、基本料金200円で使える40分を過ぎると、
携帯電話に連絡が入って、超過料金がかかりますよ、
と留守電が入っていたこと。
丁寧でいいんだけど、人件費かけ過ぎじゃない?
街中には自転車専用レーンもあって、快適。
今度は役所周りにも活用させてもらいます。
春の風に誘われて
週末は春の風に誘われて、オープンハウス、魚料理でランチ、ツーリングと
休日をたっぷり楽しんでおりました。
まずはオープンハウス。手塚さんの幼稚園を見てきました。
真ん中に教会礼拝堂ホールがある楕円形のプラン。
とっても小さくまとまっているのは、廊下が全く無いから。
軒下の外廊下が唯一の通路ですが、ホールを動線として使えば全く問題ないのかも。
ホールの壁は細かい杉材が貼られています。良く貼ったなあと感心して見ていたら
施工会社の人から、この壁面は一人の職人が貼ったんですよ、と聞いてなお驚き。
吸音と遮音を兼ねた意匠になっていて、声の通り、ピアノの響きはなるほど良い。
トップライトから落ちる光と杉のにおいが落ち着く空間。
それにしても人気建築家のオープンハウスは大盛況ですな。
そこでばったり会った知り合いの建築家は、自分の事務所のオープンハウスを
パートナーに任せて見に来ちゃってましたから。
オープンハウスの後は事前に地元の方からリサーチして一番おすすめだった「えぼし」へランチ。
いろいろ食べましたが、やっぱり刺身が一番おいしい。どれもネタが新鮮!
あといろんな料理に使われていたお酢がおいしい。
湘南に来たら食べなきゃ、といって食べた生しらすもお酢がおいしいからOKだったのかも。
しらすは味ないよね。まだいまいち良さがわからない。
さて食後は中野までツーリング!久々の一人ツーリングで途中何度もめげそうになりましたが
60キロを5時間かけて中野まで帰ってきました。
川沿いの道と違って、一般道はアップダウンがあるのを肌で感じました。
特に神奈川エリアは坂が多い。2回ほどあしが悲鳴を上げ、自転車を降りて押しました。
もう少し乗ってあげないと、身体も自転車についていけないね。
祝 100km超え
MINILOVE
雨の中、小径車の自転車イベントMINILOVEを見てきました。
さまざまな車種を試乗できるのが楽しみだったのですが
降り続く雨と、その足で結婚パーティーに行く格好だったため、
試乗許可証のリストバンドだけもらって、今回はサドルにまたがるだけでした。
BD-1、DAHON、Tartarugaなど小径車がいっぱい。
現場に行くのに近くの駅からフォールディングバイクで馳せ参じてみたいので、
そんな用途に適するものはないかとお話していたら、
ミズタニ自転車の方にBronmptonを一押しされました。
左がBD-1で右がBrompton。確かにコンパクト。
何よりキッチリ、綺麗に畳めているのがデザイン心をくすぐるモノでした。
35年も変わらず作り続けているというのも、我が事務所のコンセプトにも通じる。
大事に乗れば、娘が大きくなったらパーツを交換して乗れるということ。
そして何より家の中での収納場所もコンパクトというのは、妻をを説得しやすい。
自転車乗りにとって一番の悩みの種、収納場所。
マンション住まいでは共同の駐輪場に置くことはまずやりたくない。
でも家の中に自転車があふれていてのは、一人暮らしの時まで。
よくあるのは玄関とそれに続く部屋は自転車でいっぱい、何て風景ですが、
子供がいるとそうはできない。
我が家ではたまたま玄関脇に半畳の物置があるので、そこが自転車置き場に。
Bromptonなら、棚を工夫すれば入るかもしれないということで、
久々に所有欲がふくらんできたのでありました。