折板を現場製作

折板を現場製作。

住宅規模の現場では見かけることのない風景に、静かにココロわくわくしてました。

屋根材として板金というものがあります。

たてハゼ、横、一文字、折板、などとさまざまな断面形状を持った製品です。

川越の現場では30m越えの折板屋根。

てっきり、トラックで積める最大長さのものを途中で継ぐものだと思っていました。

「いやいや、現場でロールから曲げますよ。一本ものでしょう、雨仕舞いもいいし。」

そのひと言を聞いた段階から、密かに絶対に見たい!と思っていた、曲げ加工機械。

隣りの既存建物に覆い被さるかのような足場が組まれ、長い加工機械が来た!

いやー、よくわからないですが、かっこいい機械。

羽根みたいな、シルバーの部材がいっぱいついてます。しかも長い!

コレを現場に持ち込む方が、コストバランスいいのか?

雨仕舞いを優先した、現場の心意気か?と悩んでしまうほどの長さ。

しかし昨日はここからとんでもないことが。

10時ごろ機械のセッティングが終わり、あとはロールの鉄板を待つばかりで、ひと休み。

職人さんたちも10時は休憩だし、仕方ない。

我々も会議が始まるので、後でこようと一時退散したのがいけなかった。

午前中の分科会から午後の定例会議まで、昼ごはん15分!しかなく、

バタバタと午後いちから会議をして、14時過ぎだったか、屋根に登ってみると、

終わっていました〜。

そんなに早いのか?すごいね、日本の建設技術。って感心するばかり。

という訳で、実際に折っているトコロには立ち会えず。泣。

また大きな物件を手掛けたいというモチベーションが蓄積できた、ということにしておきます!

もう大型車の荷台に乗っている時点でワクワクです

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長い!
建物の長手方向に屋根が勾配になっており、
さらにしっぽがつくように機械を設置するので、
既存建物の屋根に出っ張るような足場が組まれています。
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こちらは金物、タイトフレームが溶接されて、板金を待つばかりの屋根
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シルバーのローラーが並びます。
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ちょうど正面に富士山!
ここでも勝手にテンションあがる私。
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富士に向かって葺け~、とばかり。
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でも最後は手仕事です。

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