越後妻有アートトリエンナーレ

アートを見る。棚田の景色を見る。うまいコメを食べる。温泉につかる。
トリエンナーレの楽しみはこの4つがセットになっていること。
窓を全開にして稲穂の上の流れる風を吸いながら、
対向車が来ないことを祈りつつ細いクネクネ道を走った先に
黄色い看板を見つけて、降りる。
この繰り返し自体がとっても良いのです。
9年前に初めて行ってから好きになって、3年に一回の夏のイベントとして
必ず行ってます。
今年は子供連れだったことと、休みが短かったので
数は廻れず、行きたい所にピンポイントで行ってきました。
お目当ての作品の近くに違う作品の看板があってもぐっと我慢。
一番行きたかったのが、3年前に見れなかった、「脱皮する家」。
P1100056.jpg
古民家の黒くなった柱や板に彫刻刀でひたすら模様を彫っている。
それも、部分的にではなく、家の内部丸ごと全部。
屋根の垂木から床、階段、鴨居、梁、すべて。
形・姿はまったくの家なんだけど、これはもはや家じゃない。
妙に足触りのいい板間をあるきながら、こりゃ見る価値あった、と思った。
他にもいろいろ見たので、夏の間にいくつか書きますね。
次回はツール・ド・妻有に参加したいなあ。もしやってたら。
自転車で棚田の景色をめぐるという、これも作品のひとつ。
友人が参加したらしいので、話を聞いてみよう。

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