京都旅行 その1

シルバーウィークを利用して、家族で京都旅行に行ってきました。
レンタカーで行ったので、街中ではなく、離れたところにあるスポット中心に。
大学では建築史研究室にいたので、京都には何度か通っていました。でも建物ばかりに目が行っていたので、今回は「庭」を見てみるのもいいかなと思いガイドブック片手にめぐりました。
車で行けるの?という駐車場情報もありです。
まず行ったのが平等院鳳凰堂。栗生明設計の鳳翔館もできているので、そちらも見学。
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平等院は夕方見るのがいいと思っていたけど、晴天時も「べっぴんさん」でした。張り出した深い軒と細い柱の連続が、建物をとっても軽やかに見せる。側廊部分は1階がピロティの通路で、2階が人の立てない高さの空間。ほとんど用途のないこの側廊部分が軽さを出しているのです。
鳳翔館も気合の入った設計で、素晴らしい空間でした。内部は国宝級のものが多数保存されているためか、撮影禁止。ここは鳳凰堂のことを詳しく知りたい人にとっては絶好の博物館。屋根の上に乗っている鳳凰が、ガラスに入っていてすぐそばで見れます。これは必見。他にも本堂の板戸の絵の再現や、木彫りの像のレプリカなど、見どころ多数。
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外に出ると、休憩用の板の間を発見。光沢のある低い屋根が庭の緑を反射して、心地いいスペースを作ってます。人が集まるところは、何気ないところに仕掛けがあるものです。
平等院は京都市内から外れた宇治にあって、駐車場は問題ないと思っていたものの、周辺に専用の駐車場わずかしかなく、付近を右往左往しました。コインパークも少ない。結局南門前の巨大な有料駐車場へ。しかしここも最初は満車。道路幅が狭く、路駐待機できないので、近所を巡って、2回目で成功。最初からこれでは、と思いやられました。
夕方は伏見稲荷へ。初めてでした。小腹がすいたので、参道できつねうどんとお稲荷さんを食べて腹ごしらえしてから、いざ境内へ。案内図を見て、山頂まで行くのは日が暮れそうなので断念。千本鳥居の1層目をループして下山。
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千本鳥居、これはアートです。1本毎に名前が彫られていること、木造なので腐ると新たに寄進者を募る仕組み、ありえない連続感。十分楽しませてもらいました。行ったことない人、1回は行ってみましょう。
伏見稲荷は参拝客用の無料駐車場がありました。カーナビで1通のルートを長々と案内されるので、駐車場があるか不安でしたが、誘導員までおりました。我々は運よく参道入り口の階段下に駐車。
宿に行く道すがら、気になっていた本屋、恵文社一乗寺店に立ち寄る。
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本屋とギャラリーと雑貨SHOPが一緒になったような店。時間がなくて本屋はチラ見だけ。ショップで気になるものをいくつか購入。近くをちょっと歩くだけで、雰囲気のいい店がちらほら。こういう店舗が存在できる地域には住んでみたくなります。

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