山梨市の住宅04 手作りのお菓子


山梨市の住宅のクライアントはご夫婦共に仕事をされていてお忙しいと思うのですが、
奥様は打ち合わせのたびに手作りのお菓子を出していただきます。
「テレビを見る時間があるならキッチンに立ってますね」
事もなげに言う奥様ですが、そのこだわり具合にいつも脱帽しています。
よもぎ団子を作るのに山によもぎを取りにいったとか、
こどもも一緒に早朝起きて下準備を始めたとか。
このマドレーヌにも試作と試食の繰り返しと
施工会社の分まで含めた大量のラッピング作業があったようです。
この奥様が使われるキッチンが設計のカナメになったことは言うまでもありません。
図面を見た施工会社の担当も「タダモノではない」度をじゅうぶん感じた様子。
とはいえ特別なことをしているわけではなく、ひとつひとつの使い勝手、
寸法、機器などを吟味して設計しただけのこと。
出来上がってみると家としての全体の中に溶け込んでいるはずです。
甘い物好きな私は、いつも食べ終えた頃に写真を忘れたことを思い出すのですが、
今回地鎮祭では手土産としていただき、無事記録が残りました。

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