ドイツのこどもの学び


昨日はユニセフハウスで行われたシンポジウム、
「ドイツの子ども主体の学びの工房と子どもにやさしいまち」を聞きに行きました。
今進めている町田の保育園の計画に参考になることが多くありました。
それ以外にも発見が。
ドイツでは子どもにやさしいまちづくりを進める過程で、
子ども自身が発言をしてまちづくりに参画するためのプログラムが進められていること。
さらに、まちづくりを教えることと同時に、民主主義や環境保護を教えることが
幼児(3~5才)の頃から行われていることでした。
専門学校でまちづくりを教えていますが、
学生が丁寧にまちが作られている過程を調査をすることはできても、
さて、そこに新たなものを提案しようとすると、二の足を踏む学生が多いのです。
そこには我々建築の専門家でも都市やまちはなかなか変えられないもの、
という先入観があるような気がします。
こどもの頃から、まちづくりや環境、ひいては民主主義のプロセスを身近なところから
経験していると、社会は自分たちが作っていくもの、という意識が埋め込まれるような気がしました。

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