「森のEN」


八島正実さんが参加されているレディメイド委員会
代官山で1日限りの展示会をやっている日に
たまたま学芸大学での打ち合わせがあり、帰りに立ち寄ることができた。
これも何かの縁。
知り合って10年。彼がデザイナーであることは知っていたものの、
これまでは本業以外のところでばかりお会いしてきたので、
実は作品を拝見するのは初めて。
初めてではあるものの、説明とできあがったものを見て、
なるほど良いものだと、八島さんだからできるものだと、納得する。
以前私が場所を借りていたシェアオフィス、co-labでも同じような人付き合いがあった。
そのシェアオフィスは低い間仕切りで区画されていて、
他人の仕事っぷリを通りがかりに垣間見ることができた。
おかげでクリエーターの作品を目にする前に、人物としての付き合いが始まっているので、
デザインされたものを見ると人物像と共によく理解ができるのだ。
デザインにはオリジナルな感性が詰まった普遍的な強度を持つモノもあれば
素材、造られかた、デザイナーなどの背景となるストーリー性を使い手が共有することで
価値が増幅するモノもある。
特にレディメイド委員会が目指しているのは後者の方向なのではないかと
勝手に想像している。
間違っていたらすいません。
それにしても八島さんの活動は多岐にわたっている。
どれも私には魅力的なものに映る。
多くの刺激を受けた展示会でした。

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