山梨市の住宅21 お菓子とことばのいただきもの

よもぎ
昨日の取材は竣工して数カ月して、家具もひと通りそろえられたところにお邪魔しました。
オープンハウスの時の何もない状態もケンチクしててかっこいいものですが、
やはり家は使ってこそ、生き生きとしています。
その家のキッチンで作っていただいたよもぎ餅。
当然のことながらいつもの手作り。
しかもよもぎをこどもと取ってきているのだから、もうみんなパクパク。
設計の打合せで訪れていた以前の住まい、芦川でクライアントがこどもと一緒に
摘んでおいたよもぎだそうです。
家族と一緒に引っ越しして新しいいえで餅になったんだね~、
なんて話しながらおいしくいただきました。
その奥様がインタビューで
「ひとりで家にいる時も滝川さんと標さんと一緒にいるようで寂しくない」
と言ってくださいました。
棚板ひとつであっても奥行き、高さ、素材などクライアントの満足のいくものを作る。
我々建築家にとってはあたり前のことではあるのですが
こういった過程の積み重ねを楽しんで家づくりをされたんだなあ
という実感のこもった言葉でした。
取材に来て下さった、AllAboutの川畑さんのおかげもあって
本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!

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