町田の保育園11 入札

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先週、町田の保育園の入札がありました。
これまで1年かけてまとめてきた設計図書を元に複数の施工会社が、
「うちは○○円でやります!」とアタマ金額だけの札を入れてもらって、
その場で1社に決めること、これが入札。
設計事務所が進行役になり、クライアントから複数人、
補助金もいただいているので町田市役所からも複数人、
もちろんいくつかの施工会社も集まって会が行われます。
あたりまえのことですが、見積金額を出す、という作業はとても骨の折れること。
安くないとお仕事がもらえないから意味がないものの、
安過ぎて赤字になっては損してしまう。
そのギリギリの線を各社が知恵と努力を出し合って決めるのです。
クライアントとしては決まった会社が誠意をもって工事を進めてくれるのか、
予定していた金額で落札してくれる会社が現れるのか
気になることは多々あるもの。
入札というのはいろんな人の思いが交錯し合う場なのです。
そんな入札という場に初めて立ち会いをさせていただきました。
私は写真の真ん中に座ることになり、金額の入った封書を開き、
各社の金額を一覧表にまとめる役をやらせていただきました。
封書を開く時は久しぶりに緊張もしました。
当日は無事落札した会社があり、工事が始まることになりました。
我々も設計監理業務の、「監理」が始まります。
今週からさっそく施工会社との打合せも始まります。
さあ後半戦のキックオフです!

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