いえづくりに時間をかけることに価値がある。
朝霞の家では地鎮祭後に外装の色決めを行いました。材料発注までには時間がありますが、施主家族が一堂に介する場でもあったので、良い機会と思い、サンプルを現場に並べて、建物全体のコンセプト、外観の見え方、色の選択肢と効果などを説明しました。
外装とは、アルミサッシ、外壁、屋根、樋、水切などです。
これらは全部一緒にサンプルを並べて、かつ必ず太陽の光に照らしてみてから決めることが大事です。太陽の光は、人工照明にはない色味と強さがあるので、室内で並べても意味がありません。
この日は雨が降り始めたので、急遽屋根のある場所に移動しました。
普段の打ち合わせには参加されない息子さんが屋根の色を決め、アルミサッシの玄関ドアは娘さんが意見していました。
いえづくりの過程でどこかの部分だけでも参加し、記憶に残ることをする。買ってきた既製品ではないからこその楽しみがあるのが素敵だと思います。