燃料電池ってなに

燃料電池ってコトバは知っていたけど、実物を見ないと
頭に知識が入ってこないタイプなので、見てみたいとずっと思っていた。
それが今年に入って、見るというかちゃんと説明してもらえる機会が
あったので行ってみた。
宇都宮のSUMIKAprojectと同じ東京ガスさん。
北千住のテクノハウスに行ってきました。
本当はこっちが最初で、「SUMIKAも見たい~」と
騒いでいたら、ちゃんと企画をしていただけたのでした。
燃料電池の話。
燃料電池
モデルハウスで写真をバシバシ撮っていたら、
撮影は禁止です~、と最後の方になって言われたので
今回はネットにある画像ですが、実物もこんなものでした。
エコキュートの給湯タンクと室外機のセットとほぼ同じサイズ。
これで電気を作るわけです。熱が出るのでお湯も作れる。
燃料は都市ガス。
燃料電池というシステム自体は都市ガス以外にもいろんな
燃料があるようですが、
H2+O→H20
という空気中の酸素と、用意した水素を化学反応させて
水を作るときにできる電気と熱を利用するのが一般的らしい。
詳しくはWikipediaででも。
見学時はお値段未定でしたが、今は公開されてますね。
346.5万円也。
外車が一台買える値段でございます。
いくら電気とお湯作るからと言ってもまだまだ高い。
液晶テレビとかハイブリッド車のように
ある程度の数が売れれば安くなるんでしょうけど、
住宅ものは限りがあるでしょうね。
エコに関する設備は今のところ補助金がないと
設置数に拍車がかからないのが実情でしょう。
自家発電はエネルギーの分散化として効率がいいことは
わかっているので、燃料電池はその最有力候補のはず。
今は高くても5年後ぐらいには今のエコキュートぐらい
一般化しているのではないかと想像します。
この見学会もPanasonicの建築相談会メンバーと行ったのですが
建築家の一人が、
「電気は作ることができても貯めておけない。すぐ使わないといけない。
ガスと水は止めて、使わなくても問題ない。そこが大きな違い。
これからは電気を作ることより、電気を貯める技術の開発が大事だ。」
と言っていた。
なるほどナー。
携帯電話にしてもハイブリッド車にしても
充電池の進化がないと進まなかった技術ですからね。
それと説明を聞いていて不思議だったのが
もともと無臭のガスにわざわざ臭いをつけて供給しているのを
燃料電池ではさらにその臭い元を取るために結構な装置が
入っていることでした。化学反応に邪魔らしい。
だったらガスメーターに臭いをつける装置を付加するとか
別の方法にすればいいじゃん、と思ったのでした。

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