先日知り合ったアトリエスピノザのオープンハウスが都立大学で
やっていたので、訪ねてみることに。
たまたま空いている時間だったらしく、1階から丁寧に案内をしてもらい、
裏話なども聞きながら一気にロフトまで巡る。
敷地分割をして小割になった土地に建っているので、
開放できる向きが限られている中で、トップライトと
インナーバルコニーをうまく使って光のあふれる空間ができている。
水廻りの上に設けられたロフトがルーフバルコニーと連続していたり、
階段室の正面壁が隣家を使ったピクチャーウィンドウになっていたりして、
建物のコーナーに抜けを作っているので、外観からは想像できない開放感あって
なるほどな、と勉強させていただきました。
余談ですが、目黒のこのあたりは独立したての頃に設計したA邸があるので
よく知っている場所のはずなんだけれど、最近山梨に通いなれている眼には
電車から見える住宅密集度の高い風景がちょっと異様に見えてしまった。