忠太に遭遇


両国を歩いていたら、伊東忠太の震災記念堂に遭遇。
正面から見ると唐破風のある和風建築だったけれど、
近寄ってみれば鉄骨鉄筋コンクリート造のがっしりした建物で、
後方には物見櫓まである外観は異形な雰囲気を醸し出していた。
これぞ忠太らしい。
建物は今でいうコンペ形式で選ばれたらしく、
資料館にはコンペ案のパースが葉書大の大きさながら
いくつも飾られていました。
記念堂だけにシンボライズされた建物が求められたらしく
似たものは一つとしてなく
忠太になった経緯はよくわからず。
今話題になってる新国立競技場のコンペでは
経緯を後世にはっきり示してほしい!
と思うのは私だけではないハズ。
資料館にある東京市の震災復興模型が大きくて圧巻。
ガラスケースに逆トラス梁までついてました。
ここは建築オタクの隠れた穴場かもしれません。
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