夏の旅行記 03 ハンガリーの温泉


3日目。ハンガリーのブダペストに移動して、温泉のあるホテル、Gellertに泊まった。
ハンガリーは世界でも有数の温泉大国。
美術館や建築を毎日巡るのにも飽きるだろうと、
旅行の中間にハンガリーを入れることにして、自分も本格的なOFFモード。
ホテルもかなり威厳のある古さで、世界遺産に登録されていました。びっくり。
たまたま宿泊中にはヨーロッパの将棋大会がホールで開催されていて、
日本人のおじさんが何人もいて、これまたびっくり。
ハンガリーの温泉は日本のように温度が高くないのと、屋外のプールのような
使い方をしている(水着着用)ところが多いので、日本人には肩すかしな印象がありますね。
Gellertの温泉にはは唯一、地下にある室内風呂が、36度。
他のプールに使っているとそれでもじゅうぶん暑いので、ここは温泉気分になっておススメ。
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でもそれ以外の広大なエリアはやはり、ぬるめ。
というか、温泉スパだと思えばこれはこれで楽しい。
中年のおばさんがプールでダイエット体操していたり、
デッキチェアで日光浴をしながらビール片手に語らう人が大勢いたりと
何もお湯につかっているだけがリラックスできる方法ではないのだ。
時間をゆったり使って、ぬるめのお湯に入るための一日。
かなーり、リラックスできた一日でした。
ちなみにこのGellertの温泉は迷子になるほど広いです。値段が高いだけあるようです。
地下の室内風呂、マッサージルーム、室内プール、巨大な更衣室エリア、
カフェ、吹き抜けの2階、屋外のデッキエリア、サウナ、屋外温泉、波のプールまでありました。
下は波のプールの写真。波出てないけどね。
私の知ってる波のプールといえば、としまえんと西武遊園地ぐらいですが
ここの波はこどもが浅瀬で立っていられないくらい強いので、要注意。
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そしてやはり最後に建築のお話を。
ここでも気になったのはタイル使い。
地下の青いタイルの空間は素晴らしい。
それほど大きくないトップライトからの光だけがあり、
雲が多いと少し暗いぐらいの明るさが、ブルーを引き立たせている。
迷路のような空間なので、どこにあるか迷ってしまうけど、
見つけたときは感動間違いなしです。
さらに、ありとあらゆるところがタイルで仕上がっているのですが、
幅木のような位置にある、換気用のため?のガラリだったり、
天井の給気口まで全部タイルなのです。
天井給気口は穴ごとにノズルの長さまで変えてある手の凝りよう。
いいね~。
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