今年は子育てをテーマに、「頭が良くなる家づくり展」を開催します。
頭が良いって何?
これからの時代を生き抜くための子育ての工夫
建築家が考えるこんなこども部屋、あんな勉強スペース
段ボールワークショップで頭だけじゃなく、身体も動かしながら空間を考えよう!
といった盛りだくさんの内容で、模型展、ワークショップ、座談会を開催します。
4/12~14 10:00~18:00
武蔵境駅前 武蔵野プレイス
武蔵野市境南町2-3-18
主催:中央線ケンチク会
「ツラナルノイエ」オープンハウスのお知らせ。
お施主様のご厚意によりオープンハウスを開催させて頂くことになりました。ぜひこの機会にコネクト設計監理の住宅を体感してみてください。
私道の奥に時を重ね、家族のアクティビティが刻まれていく空間が伸びやかに完成しました。家の中心にある「ヒカリの庭」を囲むように玄関と階段、各室を配置して、明るく気持ちのよい空間が個々の部屋や三世代の家族をつなぎます。
大きく張り出した広い庭テラスのある2階LDK。
坪庭に面し柔らかな間接光につつまれたタイル内装在来浴室、中庭に面したプライベートな主寝室。
色彩と素材の多様な使い分けなど。
ご来場前にメール、SNS、電話等により必ず事前予約をお願いします。詳しい場所、地図等はご予約いただいた方にお送りいたします。
日 時 3 月2 日(土)10:00 ~ 17:00
3 月3 日(日)10:00 ~ 16:00
場 所 埼玉県朝霞市
構造・階数 木造2階(長期優良住宅・耐震等級3)
設計・監理 コネクト 一級建築士事務所
構造設計監理 安藤耕作構造計画事務所
施 工 株式会社田中工務店
事前予約先mail info@connect-arch.net
コネクト滝川、標
昨年お引き渡しした佛念寺庫裏の一年検査を行いました。建物がひと通りの季節を経験することで生じる歪みや、季節ものの設備に工事上の不具合がないかなどを施工した工務店さんとともに見て回る検査です。
木は生き物です、と言われるように木造の場合は躯体そのものが伸縮するので、引き戸が滑りにくい、鍵が閉まりにくい、左官の外壁にヒビが入った、というようなことも全く無縁ではいられません。
設計の段階、施工の最中なども説明してはいるものの、住まい手にとっては気になるもの。
こういったメンテナンスをするために、工務店と共に我々設計の人間も長いお付き合いをさせていただくことが大切です。
あと工事で作った造作の二段ベッドも居心地抜群です。少し大きめに作ったので、まるでひと部屋増えたかのよう。
こちらは二箇所ある仏間の祭壇に飾られた、門徒さん作の手彫り仏像。新品の仏像、なんてあまり見る機会がないので、まじまじと観察させていただきました。
設計が始まってから約二年半。コンペ、建設委員会での議論、合板を使わない家づくりなど、さまざまな過程を乗り越えてできた建物は私たちの思い入れもひとしおです。住職ご家族、門徒さんたちも末永く満足いただけることでしょう。
3日間に渡り開催された、建築家31会のイベント。ご来場いただきありがとうございました。
今回は模型の展示数を減らして、建築家の個性がわかりやすいような会場レイアウトでした。
トークショーも盛りだくさんで私たちでも「なるほど〜!」というような内容も沢山ありました。
会場で相談された方も多くの情報を持ち帰れたのではないでしょうか。
31会は次回1月に江東区で開催する予定です。よろしくお願いします!
全国で活動する建築家30余名が新宿パークタワーに集まり、無料相談会、模型展示、家づくりトークショーなどを開催します。入場は無料です。コネクトも参加しています。
なかなか会う機会のない建築家、敷居の高いと思われている建築家ですが、話してみるとそんなことはなく、フレンドリーなこと間違いなしです。2011年にスタートして、今回で29回目。まだの方はぜひ会場までおこし下さい。
2018年11月9日(金)~11日(日)
10~18時(初日のみ12時~)
新宿パークタワー1階 ギャラリー3
少し専門的なお話。
外壁に下地用もしくは耐力壁用として合板を貼る場合、透湿抵抗の低いものを選ぶことをおすすめします。木造の場合、躯体内を乾燥した状態にすることが大事だからです。
湿度を低くしないと、シロアリの被害が受けやすく、また柱梁の腐りの原因にもなります。
冬季の温度差の関係から、室内側からの湿度が躯体内に入ることに関しては、気密シートでシャットアウトすることがやっと一般的になってきました。
たまに知らない職人さんもいるけど。
では外側はどうか。
合板を貼った上に透湿防水シートといって、ゴアテックス素材の住宅版のようなものを貼ることになります。写真の白いシートですね。ではその下に貼ってある板はどうなのか。
一般的に耐力壁用の板というと、構造用合板といって針葉樹合板が多く使われます。ホームセンターにも置いてある、コンパネと同じく一番安い部類の合板です。しかしこの構造用合板が湿気を通しにくい。
一度躯体に入ってしまった湿度は、気密シートのおかげで室内側に抜けることはできず、透湿防水の機能をもつ外側にしか排出できません。
そこで私は耐力壁の機能を残しつつ、湿度を通しやすい板ものとして、ダイケンのダイライトMSを使っています。
少し値段は上がりますが、後から変えようとしてもできないところ。
こんなところにも気をつけて設計しています。
少し前の話ですが、デザインあ展を見に日本科学未来館に行きました。
あ展、のひねりのきいた展示はどれもすばらしく、どれもこどもと一緒に楽しみました。紋を自分で描いてみよう、のコーナーでは図学としても遊びとしても完成されていて、江戸の頃からこれがあったのかと思うと、素直に感動。作業には没頭。
常設展示にはひさびさに行きましたが、新しい科学の情報を盛り込んだ展示に随時更新されているようで、どれも見応え充分。見せ方にもセンスと予算!をかけている。昔、科学館の設計に携わった経験からは羨ましい、のひとこと。国立だもんね。これくらいやらないと。