エアコンの風が嫌い。
エアコンは冬に過乾燥になるのが困る。
冷気、暖気が直接当たるところはいい、もしくは寒すぎる、暖かすぎる。
そういった場合の一つの選択肢として、輻射冷暖房があります。
輻射冷暖房を勉強しに、富ヶ谷にあるピーエスのショールームに
建築家31会のメンバーと一緒に伺いました。
室内にある程度の面積の冷温水が巡るパネルを設置して、
夏はパネル表面で結露し、ぽたぽた滴るほど除湿をしながら
やわらかな冷たさを輻射で感じる。
夏の真っ盛りの午前中を狙って、日程をセッティングしたのですが
たまたま雨の降る、それほど暑くない日でした。
それでも室内空気の湿度が低く抑えられているので、
これだけの人数が集まっても不快、もしくは居心地が悪い人は一人もいない
とても良い環境でした。
何より、暑い日に室内に居ながら風がないことの心地よさ、
これは体感してみないとわからない、不思議なものです。
オフィスで仕事をしているとき、
夜寝ているとき、
など静かな環境が欲しいときも、夏場はエアコンの空気が流れる音が
必ずしているもの。
これがない。
ホコリが舞わない。
フィルターの掃除が不要といったメリットもあります。
ただ単純に部屋の壁にエアコンがボン、と出てくること。
これは避けたい。
じゃあどういう方法があるのか。
室内の冷暖房環境を整える方法をいくつか用意しておくこと。
これからも勉強を続けます。