いつから自転車が好きになったんだろう。

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いつから自転車が好きになったんだろう。

 

東麻布に住んでいる頃から、近場の移動は自転車が便利だと思い、

生活の脚として利用している。

山手線内くらいは自転車で移動していた。

路上駐輪がそれほど厳しくなかった。

 

最初は事務所の先輩が使わなくなって譲り受けた、

coggeyというシンプルなシティサイクルだった。

フレーム形状はロードと変わらないが、トップフレームが

φ15mmくらいの細身のパイプ2本をプレートで連結させてあって、

やけに華奢に見える自転車だった。

チェーンカバー、ドロ除け、スタンドなど、

これでもか!というくらい付属品が無くてかっこいい。

 

しばらくして、知人が自転車屋を始めた。

そこでロードを作ってみた。

これはハマった。

身体に合わせたサイズで作ったので、すこぶるよく走る。

山手線内だったのが、西は八王子、東は浦安まで普通に行くようになった。

到着後に自転車で来たのか、とよく驚かれた。

 

退職して、自分の事務所を初めた頃と重なって、

時間もたっぷりあって、乗る機会が増えた。

並行して、いつの間にか1Kの狭いアパートに自転車が4台並んでいた。

前記の二台に、怪我の治療中だからと貸してもらったマウンテン、

懸賞で当たった折りたたみ。

玄関からキッチンまで、自転車だらけ。でも好きなものは邪魔じゃない。

 

 

家族を持つようになってからは、さすがに4台はワガママ。

ロードに絞っていまも乗り続けている。

 

相方は同じところでロードを作った。

ママチャリ、子どものせ自転車は買わず、幼児用にチャイルドトレーラーを買った。

これはオススメ。ただ重いので、トレーラーを引くのは男親の役割。

マウンテンはお返しし、折り畳みはcoggeyの代わりに先輩に譲り、

coggeyはチャイルドトレーラーと場所を入れ替わるように、

ヤフオクで新しい乗り手に渡った。

こう考えると、大人になってから乗っている自転車で廃棄したものはまだない。

大事に使えば、10年は簡単に持つものだ。

一番距離を走っているロードでさえ、ときどき油を刺すくらい。

もちろんパンクは自分で修理し、タイヤ交換も自分でやる。

そろそろチェーンは替えたほうがいいのかもしれない。

街中のフェンスにつながったまま、パンクして乗れそうにない、

錆びてしまった自転車を見ると悲しくなる。

自転車は乗り続けることができる。

ましてや好きで選んだものであれば、錆びさせたりしてはいけない。

今持っている自転車はおじいちゃんになっても乗るつもりだ。

前置きが長くなりましたが、写真にある新しい自転車を買いました。

Bromptonの折り畳み自転車。

このブログのタイトルにもあるように、自称オレンジ色好きです。

coggeyはブルーで譲り受けてから、ペンキでオレンジ色に塗っていました。

刷毛で手塗りのペンキがコテコテで、郵便局の自転車のようだったな。

今回は最初からオレンジ。

2017年からオレンジ色が廃盤になったようで、

店舗にあった2016年バージョンの最後の一つ。

好きなものは話が長くなってしまいます。

どうしてBromptonになったのかはまた後日。

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