配筋検査2回目 @それぞれの居場所をしつらえた中庭のある家



2回目の配筋検査の様子です。
木製の躯体を地面から遠ざけ、腐らないように立ち上がりを設けます。
1回目の配筋検査で確認した部分を底盤、と呼び、2回目を立ち上がりと呼んでいます。
立ち上がりの高さは周りの地盤から30センチ以上と法律で決まっています。今回は長期優良住宅なので、さらに10センチ足されて、40センチ以上が必要です。
立ち上がりが高くなれば、地面の湿気を受けにくくなるだけでなく、床下からの点検もやりやすくなります。
ただし、1階の床が地面から離れれば離れるほど、庭や屋外とのつながり感が失われて、伸びやかな住まいごこちが損なわれることにもなるので、どちらを優先とするかは住まい手の考え方次第です。
配筋検査では、主にアンカーボルトの確認をします。筋交いや耐力壁のあるところ、土台の端部などに適宜アンカーボルトが入っているかを一つ一つ図面と現場を照らし合わせながら、不具合があれば修正してもらいます。

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