映画の日 チェンジリング

少し前の話ですが毎月一日は映画の日に合わせて、午前中は映画観賞。
自営業ゆえ可能な時間調整です。
夫婦で片方がセレクトし、もう片方は拒否権なしで見ます。
4月は私セレクト。静かな映画が見たかった。
C・イーストウッド監督というのも選択理由。
A・ジョリーが出ているとは知らず、
前回のベンジャミンバトンに引き続き夫婦の作品を見ることに。
母子家庭の一人息子を誘拐され、数ヵ月後に警察から
まったく見知らぬ子が息子だとあてがわれる女性の話。
マスコミと警察が事件の真実を隠蔽してしまい、
それに立ち向かう個人の心の強さを表現している。
作り話ではないので、ある意味予測できるストーリーであり、
ハリウッド的な見せ場が無い。
だからこそ丁寧な作られ方をした映画で、そこが好印象。
A・ジョリーは筋肉を落とし、肉のつき方を変え、
仕草も古い時代の女性らしいふるまいを演じていて、
ところどころ、スゴっと思う演技をしている。
面白い映画ではない。しっかりした映画だ。

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