洗濯ものをどこにしまうか問題を解決した洗面脱衣


共働きの夫婦にとって、
いや全ての生活をする人にとって、
洗濯もの動線をうまく解決することは
家づくりの大事な要素です。
入浴前に服を脱ぐ、
家族全員の服をまとめる、
洗濯前に分類する、
洗濯機を動かす、
外もしくは部屋内に干す、
乾いた洗濯ものをたたむ、
家族それぞれの収納にしまう。
書いてみると、長い作業ですねー。
これが毎日ですからね。
山梨市の住宅では、一連の作業の後半部分を
洗面脱衣室で完了できるようにしてあります。
まず室内干し用の物干し竿を天井に用意。
立ったまま洗濯ものが畳めるように
90センチのカウンターを設置。
下部に家族それぞれの下着が入れられる個別収納を入れる。
ちなみに収納は無印良品の既製品を利用しています。
シャツなどの大物が畳めるように、カウンターの一部には引き出し式のテーブルを仕込む。
タオルは畳んだ状態でピッタリの奥行きとなるような
オープン吊り戸棚にしまう。
設計段階では下着だけを洗面脱衣に、と考えていましたが、
下着だけだと半分も埋まらなかったので、
現在はさらなる活用がされていると思います。
見学会でこの洗面脱衣を見た、特に女性は皆うらやましがってしましたね。
しかし、これらの要望はご主人から!
洗濯担当のご主人は、深夜帰宅後の作業をいかに簡略化するか、日々練っていたことと思われます。
とここまで書いておきながら、
見た目や、デザイン優先で、
洗濯もの動線が長くなっている事例も正直多いです!
どちらを優先するか、しっかりと話し合って、ベストな解決を図りましょう!

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