
ちひろ美術館に来ました。安曇野はしっかり降る雪です。春の旅行のつもりでしたが、娘は雪にひと騒ぎだから結果オーライ。
松本からノーマルタイヤのレンタカーで丘を越えるときはちょっとドキドキでした。
カテゴリー: travel / 旅・散歩
スキー

セミGO

ポケモンGOが世間では騒がれていますが、
我が家は昨晩、セミGOでした。
まだ梅雨明けしていないものの、
目の前にある公園はセミの大合唱。
出掛け帰りが夜になると、公園でセミの羽化?孵化?が見れます。
晩ご飯を終えて、ゆらゆらと帰った昨晩は
公園でセミの観察。
地面に這うもの、脱皮中のもの、
羽根を広げて乾かすもの、
色んなセミたちに遭遇。
きれいだね~。
まだ白いね~、と娘とひとしきり観察、感動。
はて、気がつくと足元にはカエル君たちも、そこここに。
これも夏だね~、なんてこと話していたら、
一匹のカエル君が地面を歩いているセミの幼虫をパクッ!
丸呑み。。。
身体の1/3くらいはありそうなサイズなのに、餌だったのね~!!
どうりでカエル君も多いわけだ。
自然界のセミGOは、ポケモンGOなんて
比じゃない生き死にの世界でした。
チャンチャン。
誰かに会える街 吉祥寺


昨日は娘と二人、吉祥寺の休日散歩。
ボートに乗って、大道芸を見て、動物園に行き、カフェでお茶。
ママが仕事の休日はこれが定番化してきた。
吉祥寺は誰かに会える街。
昨日は動物園でママ友つながりのご一家に会い、
駅近くでは専門学校の生徒に会って素敵なカフェを紹介いただいてしまった。
帰りに家具蔵吉祥寺店を見つけて、家具チェックもできたし、
なかなか充実したお休みでした。
ちゃんちゃん。
夏の旅行記07 美味しかったもの


大学生の頃から旅行先には美味いものがありそうなことが前提だったりするのです。もちろん建築を見るのが第一目的ですが、泊まる街の定番料理に期待ができることも大事。
しかし今回は子連れで夜に呑み歩くわけにもいかず、食事は簡単なものになりがちな旅になりました。
とはいえ、昼やお茶の時間はなかなか充実していました。
まずはウィーンといえば、ザッハトルテ発祥地。名店のひとつ、ザッハーでいただきました。しかも暑くてグロッキーになっていた娘の分もいただいて、2個、ニコニコ。
ウェイトレスも老舗だけにおばちゃん。けどこのおばちゃんが、大きな身体なのにキビキビしていて、老舗感を倍増させているのがまた良い。
こちらの甘味やチョコレートの特徴として、砂糖が溶けきっていないのか、食べた時にザラッとする。最初は混ぜかた雑でないかい?と思ったものの、慣れてしまった。スイーツに詳しい方、このザラつきはなんでしょうか。


もう一つ、旧市街に行ってハマってしまったのが、BITRINGERのソーセージ。美術館の敷地に一つだけポツンと建っている出店なので、由緒ある店なのかもしれません。
パンに挟んでホットドッグにしてもいいし、トッピングも多種あるのですが、メインは何種類ものソーセージ。ボイルのままか、焼くのか、カットするのか。
今回の旅でいろいろ食べたものの中で、一番記憶に残る食べ物です。
やっぱり今回の旅は美味しいものに関してはリーズナブルでしたね。
夏の旅行記06 ガソメーター

リノベーションということばが一般化し始めています。
先日聞いた話では、住宅でも間仕切りを変えてリフォームする場合はリノベーションと
呼ぶんだそうですが、ちょいと違和感がありますね。
その点、ウィーンにあるこちら、「ガソメーター」はれっきとしたリノベーション。
ガスタンクの建物を、店舗、住宅、オフィスなどに再利用している建物なんです。

丸い建物にはタンクを守る外壁だったのでしょう。今はトップライトを付けて、
外周部を主に利用していました。
建物によっては増築した部分があったり。
最初の写真にあった、クニャンと曲がった増築棟を
設計したのはコープヒンメルブラウ。
学生の頃、雑誌で見て、かっこいいと思っていた建築を今でも作っています。

レンガの外壁には巨大な計測器が着いていましたが、大きい必要性はハテナ。
市民を安心させるためでしょうか。
このガソメーター。
リノベーションされる前は、レイブパーティーの会場として有名な場所だったそうです。
今では伝説の場所なんですね。

夏の旅行記05 ドナウ


しばし時間があいて、すっかり秋になってしまいましたが、
まだまだ夏の旅行記は続きますので、お付き合いを。
訪れたところはウィーンとブダペスト、でした。
共通する都市の要素としては、ドナウ川があります。
川幅はどちらも100m以上あり、河岸には歩道・車道・トラムなどが走っているので、
街の中でも空の広い解放的なスペース。
都市は川沿いにできる、がセオリーでしたね。
ブダペストでは河岸からの風景がとても美しく、
王宮や国会議事堂も対岸からのファサードを重視しています。
国会議事堂の夜景は見事なもの。

初めて知ったのですが、このブダペスト、古くは川を挟んで
ブダ市とペスト市にという別々の町だったそうな。
あるとき、セニーチェさんという富豪?が橋をかけよう、と提案し、
お金も出して橋をつくり、往来するようになったので、
「ブダペスト」というひとつの名前になった、とのこと。
大枠の話です。間違っていたらごめんなさい。
しかし時代を経て、両岸の街が違う名前だったと考えることすら
無いことを考えると、偉大な創造力です。
発想やイメージするちからがあれば、分断されていると思っていたものこそ
強固に結びつけることができる、いい話だと思いました。
でも付け加えるなら、やっぱりお金も必要だということでしょうか。
というのは、ずいぶん立派な橋を最初から造ったようなのです。
戦時中は戦車が往来しても持ちこたえていたほど頑丈だったみたいです。
最初だから、お金が無いからと安普請なものを考えがちですが、
初めてだから、いや最初だからこそ、どうだ!と言わんばかりのものを作ることも大事。
その方が大切に使うので、長持ちすることにつながる。
と思いますが、いかがでしょうか。
それにしても、個人のお金で橋をかけるって、どれだけ裕福なんでしょうかねぇ。
夏の旅行記 04 街路
旅行記01ではトラムや交通について書きましたが、
今日は歩く人の目線から。
旅は歩くことから始まるように、
街なかで歩くこと、散歩することが楽しいと、
その街の印象が格段に良くなります。
道幅が狭いからなのか、法規制があるからなのか、
日本であまり見かけないのが、歩道に並んだカフェやレストラン。
ウィーンでもブダペストでもメインの観光地となると、あちこちにあるのは当然のこと、
少し離れたところにも路上カフェが出現しているところが、文化の域ですね。
歩道幅1.5mくらいのところに、対面2人掛けのテーブルと椅子を並べていたり、
路上駐車スペース二台分にデッキを敷いて、カフェにしたり。
執念か?と思わせる作り方をしているところも多かったです。
さて、ブダペストのホテル近くでたまたま見つけた
長さ100mくらいの新しい街路は、秀逸なデザインでした。
歩道が両側5m、車道が4m、計15mくらいのどこにでもあるような幅員。
そこに、ツルが天空に伸びたような街路灯。
レンタルサイクルスポット。
巨大なバネの形をした駐輪用鉄パイプ。
六角形をモチーフにしたペーブのパターン。
将棋の駒のようなボラード。
そしてオープンカフェ。



この街路を歩行者だけのスペースにするために、一般車はシャットアウトされていますが、
バスだけが通過できるように、道の真ん中に電気昇降式のボラードがありました。
路線バスが近づくと、地中に埋まってフラットになる仕掛け。
かっこいいー!と感心した半面、いずれ壊れそう、とも思いましたが。
ひとつ一つは特筆すべきデザインでもないですが、
まとまりのある公共空間がある密度でデザインされていると、
エリアの魅力はすばらしいものになる、良い事例だと思いました。
GoogleMapで調べてみたところ、Ferenciek tereというストリートでした。
ストリートビューはまだ古い街路。そのうち更新されるでしょう。
夏の旅行記 03 ハンガリーの温泉

3日目。ハンガリーのブダペストに移動して、温泉のあるホテル、Gellertに泊まった。
ハンガリーは世界でも有数の温泉大国。
美術館や建築を毎日巡るのにも飽きるだろうと、
旅行の中間にハンガリーを入れることにして、自分も本格的なOFFモード。
ホテルもかなり威厳のある古さで、世界遺産に登録されていました。びっくり。
たまたま宿泊中にはヨーロッパの将棋大会がホールで開催されていて、
日本人のおじさんが何人もいて、これまたびっくり。
ハンガリーの温泉は日本のように温度が高くないのと、屋外のプールのような
使い方をしている(水着着用)ところが多いので、日本人には肩すかしな印象がありますね。
Gellertの温泉にはは唯一、地下にある室内風呂が、36度。
他のプールに使っているとそれでもじゅうぶん暑いので、ここは温泉気分になっておススメ。

でもそれ以外の広大なエリアはやはり、ぬるめ。
というか、温泉スパだと思えばこれはこれで楽しい。
中年のおばさんがプールでダイエット体操していたり、
デッキチェアで日光浴をしながらビール片手に語らう人が大勢いたりと
何もお湯につかっているだけがリラックスできる方法ではないのだ。
時間をゆったり使って、ぬるめのお湯に入るための一日。
かなーり、リラックスできた一日でした。
ちなみにこのGellertの温泉は迷子になるほど広いです。値段が高いだけあるようです。
地下の室内風呂、マッサージルーム、室内プール、巨大な更衣室エリア、
カフェ、吹き抜けの2階、屋外のデッキエリア、サウナ、屋外温泉、波のプールまでありました。
下は波のプールの写真。波出てないけどね。
私の知ってる波のプールといえば、としまえんと西武遊園地ぐらいですが
ここの波はこどもが浅瀬で立っていられないくらい強いので、要注意。

そしてやはり最後に建築のお話を。
ここでも気になったのはタイル使い。
地下の青いタイルの空間は素晴らしい。
それほど大きくないトップライトからの光だけがあり、
雲が多いと少し暗いぐらいの明るさが、ブルーを引き立たせている。
迷路のような空間なので、どこにあるか迷ってしまうけど、
見つけたときは感動間違いなしです。
さらに、ありとあらゆるところがタイルで仕上がっているのですが、
幅木のような位置にある、換気用のため?のガラリだったり、
天井の給気口まで全部タイルなのです。
天井給気口は穴ごとにノズルの長さまで変えてある手の凝りよう。
いいね~。


夏の旅行記02 新旧の手仕事

ウィーンのシュテファン大聖堂はヨーロッパでも指折りの聖堂のひとつでしょう。
こういった聖堂が街なか、それもメインのショッピングストリートに
突然ボンッと存在しているのが素晴らしい。
銀座や表参道を歩いていたら、道の途中に神社の本殿が建っているようなもの。
ん~、建物に対する文化が違うから、比較はできませんねえ。
明治神宮は長い砂利の参道がいいわけですから。
いずれにしてもその唐突感が面白いのが、街の中心にあるドゥオーモ。
カラフルな屋根、荘厳なステンドグラス、街を見下ろす塔など見どころいっぱいの
建物ですが、ふと疲れてベンチに座っていても、気づくことがいっぱい。


躯体のヒダヒダに、ぴったり合うように作られたベンチの形状。
型紙があるのかもしれませんが、そう簡単に合うもんじゃないと思うのですが。
そしてスピーカー。
BOSEって書いてあるけど、このために作ったの?というくらい
建物にマッチしていました。
柱にしても、素材は何?石であれば削り出しているのか?大きなレンガみたいなもの?どう加工すればこの形になるの?と疑問は尽きず。
こんな形状のベンチは、職人技的な手作業をするマイスターが作っているはず。
もちろん街を散策していると、そんな手作業は新しい建物でも、いろんなところに見られるものです。
下はフンデルト・ワッサーという芸術家が設計した集合住宅です。
かなりカラフル&装飾&曲線使いな建物。私は決して真似できない。
そこに使ってあるタイルが、どう見ても一品生産もの。
わたしの経験ではたとえタイルを特注することができても、数百平米からのロットが必要なハズ。一つづつ作る、なんて
可能なのかな。
建物のための部品をカタログから選ぶことが多い我々の設計方法では、人に感動を与えられないぞ、と気を引き締めた次第です。

