太陽光発電について勉強する

29日、「太陽光発電・太陽熱利用促進シンポジウム」に参加した。
設計の中に太陽光発電を取り入れた実績がまだなく、
設計者としての情報収集、
付けたいと思っている人がどのくらいいらっしゃるのか、
行政補助金の現状などをまとめてリサーチできる機会になった。
補助金の状況を見ると、この4月から国と東京都合わせて
1kw当たり17万円に増える。
区によってはさらに独自の補助を出すところもあり、
今年から数年はまさに太陽光発電は2度目の急成長期になるだろう。
さらに発電した電力の買取金額が倍額程度になる案も
国は検討を始めたらしい。これが決まると、かなり爆発的に
太陽光発電設置希望者が増えるだろう。
増額した分の費用負担が電気料金に反映されることに
なるだろうけど、中東から石油を買って火力発電を増やすよりは
日本の中で自給するという方向に少なからずなるのだから、
インフラとしても安定度が増すことになっていいと思う。
当日のパネリストには環境に関するNPO法人を運営する方が
数人出席されており、それぞれにとても魅力のある活動をされていた。
日本の太陽光発電は個人住宅の割合が圧倒的に高く、
世界でも例がない。これは儲かる仕組みがあるから増えているEUとは
異なり、日本人として誇りに思ってよいことだ、
と語っていた都築さん。
過去と現状を肯定的にとらえたうえで現在の活動があることが
とても素晴らしいと思った。

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